【4年生ラストインタビュー⑬富川聡達×平野咲空】
(左から順に、武藤・中野・小又・富川・水野・村山・三木)
💁🏻♀️GRSの思い出は？✨
大学での思い出は全てGRSでの思い出と言っても過言ではないのでいくつか書かせて下さい。
2年生の対抗戦
元々バックスとして入部した自分にとってFW転向して初めてのシーズンでした。このシーズンは結果としては2勝しか出来なかったものの、とても楽しいシーズンでした。日体戦の後半のモールトライ、ロスタイムで逆転負けした武蔵戦、東大をノートライに抑えた勝利、負けたのに水野がPOM取った一橋戦、シーズンを締めくくる成城戦の勝利、今でも鮮明に覚えています。
個人的にも自分のフィジカルとスピードの成長を感じたシーズンでした。
3年生最終戦
1個上の代と一緒にプレーする最後のラグビーで、相手は入部して以来対抗戦では勝ち越していた成城大学。結果は完敗し、シーズン全敗で終わりました。1個上には絶対に勝たせて引退させてあげたかったので、試合終わった後の悔しさ、虚しさは忘れられません。
この試合をきっかけに、自分たちがチームを勝たせたい、引っ張りたいという思いが生まれました。
他にも、田崎主将（24年卒）に笑わされ中々寝れなかった夏合宿の夜、昔からそばでトレーニングしていた荻田さん（25年卒）が7人制代表とリーグワン選手という夢が叶って自分の事のように嬉しかった時、大沢グラウンドでの練習の為に毎回1日中運転していた事、「1度入ると21時まで出れない部屋」と言って練後トレルで何時間もウエイトしていた事、ここでは全て書ききれませんが、全てが忘れられない思い出です。
(2年時の対抗戦で勝利した東大戦)
(去年の最終戦)
4年間をまとめた一言と理由もお願いします✨🏉
「ラガーマン」
私は元々負けず嫌いな性格ではなく、スポーツにも向いていないタイプでした。チームの勝敗よりも、ボールを持って突破するのが楽しい、活躍できたら嬉しい、というように自分中心でラグビーをしてきました。
そんな私がこの4年間で出会ったのは、未熟だった私に楽しくラグビーをさせてくれ、グラウンド内外で沢山お世話してくださった先輩達、自分たちの為に体を張り続けてくれる頼もしい後輩達、どんな逆境にも負けずに努力し続ける同期達でした。
彼らと過ごしていくうちに、何よりもチームの勝利を1番に考えるようになっていきました。
全てはチームが勝ってみんなが喜べる為に、泥臭く体を張り続けようと本気で思えるようになったのです。
そうして、自分よりも大きい相手に率先して思いっきりぶつかりにいける選手になる事が出来ました。
ラグビーは個人技や小手先では絶対に勝てないスポーツです。
一緒に戦う仲間を信頼し、信頼される事。仲間同士の調和を取る事。規律を守る事。
どんなにキツくても1歩でも前へ進む事。
私は、ラグビーを通して多くの事を学び、人間として一回り大きくなる事が出来たと感じています。
昔、同期が「アスリートとラガーマンの違い」について熱く語ってくれた事がありました。
あの時の言葉を思い返すと、この4年間で〝一人前のラガマーン〃に成長する事が出来たのかなと思います。
後輩へのメッセージお願いします！🥺
なかなか勝てなくても、どんなきつい練習の時も、最後まで折れずに一緒についてきてくれてありがとうございました。時には4年生として、主将して頼りない事もあったかもしれませんが、僕は才能豊かで真っ直ぐなみんなの事を本気で誇りに思っています。
みんなに伝えたいのは、「4年間の中でめちゃくちゃトレーニングして死ぬほど追い込む期間を作れ」という事です。この期間は練習の疲労とかオーバーワークとか気にせずとにかくハードにトレーニングして下さい。
4年間ずっとそれが出来る人もいれば、そうではない人もいると思います。でも、その期間は絶対早い方がいいです。
結局、強くなるためにトレーニングに勝るものは無いです。
頑張ってください。
同期へのメッセージお願いします！☺️☺️
この代は、辛い怪我をしても逆境があっても直向きに頑張り続けた人が多い学年だと思います。
決して飛び抜けて上手い人もいない、リーダーシップがある人もいない。でも静かに魂を燃やし続けて頑張り続けててきました。そんなみんなの事を本気で尊敬してたし沢山刺激受けました。
この代で良かったです。
4年間ありがとう。
話すのが上手い訳では無く、みんなに熱い言葉をかけられるようなタイプでは無い私が、理想としていたキャプテン像は、常にグラウンドに立ち続けてプレーでチームを引っ張るキャプテンでした。
しかしいざ始まってみると、実際の私は何度も足首の怪我に悩まされ練習に参加出来ない期間が長かったり、いざ試合に出ても試合終盤には両足を攣って途中交代してしまうなど、どんどん自分の理想とは離れていってしまいました。今思い返せば、春シーズンはそんな自分への自信の無さから、キャプテンとして何をしたらいいのか分からず、チームに対して無責任になってしまう事もありました。
しかし、夏合宿くらいから自分が理想とは違う形でどのようにチームに貢献出来るかを考えるようになりました。
そして、どのような状況でもチームメイトの気持ちや魂に火を付けられるようなキャプテンを目指そうと思いました。
そこから、どんな時も常に誰よりも声を出してチーム全員を鼓舞する事に尽力するようにしました。そこからは毎練習がとても大変でした。
このシーズン、思うように結果が出ず苦しい事の方が多かったです。しかし、幹部の5人を始め多くの人に支えられてここまでくることが出来ました。
本当にありがとうございました。
【4年生インタビュー⑫ 高岩知史×武藤若菜】
アメブロをご覧の皆さま、こんにちは☀️
3年グラウンドトレーナーのわかなです🍪
4年生インタビュー第12弾は、副将の高岩知史さん（CTB）です🏉
早速インタビューをはじめましょう🏃♂️
ーー推しプレーヤーを教えてください！！
中野、大耀、新大、恭平、幹治
中野
→3年生唯一のBKの中野。一年生の時は言葉遣いなどで先輩から注意されることが多かったですが、今では1番後輩力が高く愛されるキャラです。体重が増えなかったり、同じポジションの後輩が沢山いる中での最高学年にはなると思いますが、自分の強みを伸ばして頑張ってください。BKを頼みます。
大耀
→やる気がなさそうに見えて実はちゃんとラグビーに向き合ってる大耀。生意気なのにパスもキックも人一倍上手く、フィジカルも強いのが憎たらしいです。褒めすぎましたが、来年以降も調子に乗らず頑張ってください。
新大
→本業はFWですが、1年間一緒にCTBを務めた仲間です。試合中はATでもDFでも常に体を張り続けて、横にいてくれてすごく助かりました。これからも怪我をしない程度にチームを引っ張っていってください。
恭平
→肩の怪我や脳震盪で一緒にプレーをする時間が短かったのが残念です。未経験者ながらも、仲の良い同期に誘われてラグビー部に入ってきてくれて、ありがとう。これからもチームのムードメーカーをよろしくお願いします。
幹治
→本当に未経験者か疑うくらい成長スピードが早い幹治。1番覚えているのは夏合宿でハットトリックを決めたことです。下級生のうちに思い切りのあるプレーを沢山し、いっぱいチャレンジしてください。
（前列:高岩 後列:左から順に、田中、髙橋（新）、中野、尾﨑、佐藤）
ーーGRSでの1番の思い出は？？
２年生の時の甲南戦
入部当初70kgだった私ですが、1年生の冬オフから体重を80kgほどまで増やした後の初めての試合でした。当時15番でFBをしていましたが、大学でフィジカルが通用してきたと初めて実感できた試合でもありました。城二さんからのパスを受けて40mゲインしたシーンは今でも鮮明に覚えてます。
それでもチームとして勝利することはできず、4年間のラグビー人生の中でも特に悔しい試合の一つでした。試合が終わって体が痛くなり、若林さんに診てもらったところ、手首の脱臼骨折と鼻の骨折をしていました。その日の夜に同期とご飯を食べ、脳震盪の疑いで救急病院に行き、病院を出たときにちょうど日の出を迎えたことも、今となっては良い思い出です。
（2023年甲南戦）
ーー同期との思い出も教えてください！！
一年生のころ、毎日みんなで帰っていたのが本当に良い思い出です。マネージャーがビデオアップロードで残っているときは、仕事が終わるまで食堂で待っていたし、全員が着替え終わっているのに、トレルの奥の椅子でずっと話し込んでいたのを覚えています。いつの間にか無くなってたけど、そこで誕生日プレゼントをあげてたのも懐かしいです。仲が良すぎて先輩によくいじられてました。
（2022年夏合宿）
ーー4年間をまとめた一言をお願いします！！
「恩」
この大学生活はたくさんの人に支えられた4年間でした。
毎回試合を見にきて応援してくれる家族、どんな時でもそばにいてくれた同期、グランド内外で可愛がってくれた先輩、慕って話しかけてくれた後輩、数え切れないほど多くの人に助けられてきました。特に四年生になって先輩がいなくなり、副将という役職をいただいたことで、今まで自分がどれだけ周りに頼ってきたのか、そして自分の未熟さを痛感しました。それでも、みんなからもらった恩のおかげで、この4年間ラグビーを続けることができたと思っています。
今まで関わった全ての人に恩返しができるよう、最終戦を全身全霊で戦い抜きます。
ーー後輩へのメッセージをお願いします！！
仲が良いのは、きっとみんなの代も同じだと思います。ただ、仲が良いだけでは試合には勝てません。時には同期や後輩に意見を伝え、ぶつかることも大切です。でも、それができるのは仲が良いからこそだとも思います。
来年以降、さらに強いチームを作っていってください。応援しています。
（2025年夏合宿）
ーー同期へのメッセージもお願いします！！
1年間浪人して、学習院大学に入学して、ラグビー部に入って、みんなと出会えて本当に良かったです。どれか一つでも欠けていたら出会うことはなかったかもしれないと思うと、こうしてみんなと友達になれたのは本当に運命だと思っています。
今年の対抗戦の結果が自分たちの戦績になります。最後は笑って引退できるように、最終戦一緒に頑張りましょう。
（2025年対抗戦）
インタビューは以上となります。
ともさんとは、同じ学科で授業を一緒に受けていたこともあり、先輩の中でもたくさんお話できた4年生です！いつでも優しく接してくださり本当に感謝しております🥹🍯
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも、学習院大学ラグビー部へのご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。
わかな🍪
【4年生インタビュー⑪清水雄士×棚田凛】
アメブロをご覧の皆さま、こんにちは！👀
2年メディカルトレーナーの凛です🍀
4年生ラストインタビュー第11弾は副将の清水雄士(しみず ゆうじ)さんです🐻🌟
それでは早速インタビューに参りましょう！
🗣️推しプレーヤーは誰ですか？🧐
──かんじ、わへい、きょうへい、さとしです。
(左から尾﨑(1年)、佐藤(2年)、清水(4年)、古久保(1年)、鈴木(1年))
⬇️理由も教えていただきましょう💭
まずこの最初の3人の共通点は初心者というところです。自分は小学校までラグビーをしていましたが一度離れ、大学から再開しました。6年間のブランクは体もできておらず、なにも考えずにスクールでラグビーをやっていた自分はほぼ初心者の状態で始めたということもあり、同じ境遇の3人を推しています。
かんじ
遠征や外部練習でいつも自分だけ別の方向に帰っていましたが、4年目にしてはじめて一緒に帰る後輩たち(さとしも)ができました。いつも変な顔で挨拶しないでほしいのと、運転荒いから事故だけは気をつけてください。
わへい
入部早々に体を当てたいとFWにきた時はファイターだなと思う一方頭のネジが飛んでるんだと思いました。わかんないことだらけだとおもいます。いっぱい聞いて見て学んで強くデカくなってください。あと経験者のくせに遊びでやるグラップリング僕に負けないでください。
きょうへい
1番面白い後輩だと思っています。
怪我も多く復帰してもすぐに離脱してしまうのを見てると、よく自分と重ねて見ています。自分でもなぜか分かりませんが一緒に練習に参加したときに、出すきょうへいの大きい声を聞くと元気をもらえます。いいムードメーカーにも、選手にもなれると思うので自分のペースで頑張ってください。脳震盪したとき笑ってごめん。
さとし
他の後輩とは違い初心者ではありませんが、推させてください。さとしは同じラグビースクール出身で共通の知り合いもいたり、直属の後輩感が強いです。声の渋さも最高です。スパイクの修理してくれてありがとう。魅せろ西東京魂！
全員、自分よりも才能あり、努力をできる後輩たちです。さとしは既に必要不可欠な存在ですし、他の3人も初心者ながら必ず活躍ができると思います。注目です。
🗣️GRSでの1番の思い出を教えてください！📸📕
──1番の思い出は1年半のリハビリからの復帰戦であり初めてのスタメンになった3年の東京海洋戦です。1年生の秋、一橋戦の3日前に、当時の4年生の先輩に「清水スタメンで考えてるから」と言われ、初めてのスタメンでやってやろうと思っていた矢先、前十字靭帯を負傷しました、そこから手術をおえて、8ヶ月のリハビリの末、練習復帰したその日に逆足の前十字靭帯を負傷しました。今となってはそんなことあるのかと笑い話ですが当時はとんでもない絶望感を味わいました。そんな思いをしてやっと出たのが東京海洋戦になります。今までいろんなことを教えてくれた先輩たちや同期たちとやっとラグビーが一緒にできたことや、ラグビーってこんなきついスポーツなんだと感じたりとにかくはじめて思いっきりラグビーに触れることができ、ひたらすら嬉しかったです。タックルやキャリーも全然できなかったけれどやっとはじまりに立てたんだと実感することができました。
🗣️4年間をまとめた一言を教えてください✍🏻
──「學び」
4年間をまとめた一言は「學び」です。
自分にとってラグビー部に入部したことは挑戦でした。小学生でラグビーを辞め、中学ではバスケを途中で辞め、高校ではコロナでキックボクシングを続けられませんでした。そんなあらゆることを継続できなかった自分を変えたいと思いはじめたのがラグビーでした。初めての先輩、後輩、コーチ陣などの人たちとの上下関係といったコミュニケーション、チームの運営から、初めての手術、体を大きくするための、食事の栄養や体の機能といった知識まで、GRSに所属することで数えきれないほどの出会いや”學び”がありました。この4年間で、今までやりきることができなかった自分をやっと少しは変えることができたんじゃないかと思います。
🗣️後輩へのメッセージを教えてください📨
──自分は、ラグビーにおいては上手くもなく、教えられることも少なく、頼りない方だっと思います。それでもラグビーを教えてくれる後輩がいたり、個性的なやつばかりで笑わせてくれたり、おかげで後輩ができてからの3年間、楽しく過ごすことができました。ありがとう。
そして自分はお金がなく、色々な後輩たちとご飯を約束しましたが、全然いけてません。卒業後でも必ず約束守るので誘った時はぜひ来てください。また社会人になればごはん連れて行けるくらいのお金はあると思います。気軽に連絡してください。
🗣️同期へのメッセージを教えてください💬
──結婚式呼んでください。
🗣️副将としての思い出はありますか？🔥
──正直、副将らしいことをしたという思い出はあまりありません。そんな中でも印象に残っているのは、春シーズンに主将が怪我をしていたため、ゲームキャプテンを務めた医歯薬選抜との合同練習です。試合前の円陣で「俺勝ちたいねん」となぜか関西弁でみんなを鼓舞したことを覚えています。初めてチームをまとめる立場になり、ムードを保ったり声をかけ続けたりすることの難しさを実感しました。副将として自分が力不足だと感じることも多くあり、他の幹部には役不足で申し訳ない気持ちもあります。そんな自分と一緒に幹部を務めてくれた聡達、知史、千明、ひろき、水野には本当に感謝しています。
最後に、4年間GRSには様々な経験をさせていただき、本当にお世話になりました。ラグビーを通して自分をここまで成長させていただいた、監督コーチ陣、OBOG、保護者の方々へ
改めて感謝申し上げます。
4年間ありがとうございました。
これにてインタビューは終了です！💡
ゆうじさんは強面で怖そうな見た目とは裏腹に、とても優しくて漢気のある方で、私たちマネージャーにもいつも温かく接してくださった思い出があります🤭
また、数少ない西東京組ということで、勝手ながら親近感も抱いていました😳🤲🏻
最終戦では、副将としてチームを力強く盛り上げてくれる姿を楽しみにしています。
凛🍀